SZK-C千束の住宅2010年

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1階リビングダイニングから中庭を見た様子です。リビングの天井高さは二段階になっていて中庭に向かってスラブ下面一杯のところまで立ち上がります。写真はそれを手前から引いて中庭を臨んだ様子。中庭のデッキ面とほぼ同一レベルでのフローリングが床面で連続します。同様に壁面のコンクリートの壁もそのまま中庭を構成する壁と変わっていきます。

左:上:コンクリート壁面と漆喰壁の取り合いの様子。

右:下:更に引いてキッチンのカウンター越にダイニングを通して中庭を見た様子。

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左:上:ダイニングに設けた洗面室への引き戸。
この建物の引き戸は共通して上レールのない引き戸を使用しています。下レールと右上方の3点で引き戸を支えます。これにより引き戸が閉まった状態で建具面だけを見せる見せ方になります。

右:下:引き戸を開けた様子。向かいが洗面台です。

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振り返ってキッチンの紹介です。
このキッチンはメーカーによるシステムキッチンでフルステンレスの仕様のものです。業務用のキッチンとしては特にその「流し」に於いて業界第一位のメーカーが住宅キッチンのジャンルに於いて手がけたもの。ステンレスをプレスではなく曲げ加工と溶接により作り上げるのでそこそこの肉厚と精度が要求されます。業務用のキッチンは早い話「ラフな使い方」に耐える一方で装飾がなくその機能だけを追い求めた究極のツールとしてのものであるだけに細部に渡って頑丈に使いやすく出来ています。一方でその「飾らない」姿、ここではその主張しないストイックな姿を部屋のほぼ中央に持ってきているため建物内部の作り方と対峙した主張の強い存在になってしまってるのも事実です。

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夜間、キッチンカウンタートップを通してダイニング、中庭を見た様子です。

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アイランド型キッチンとその背後の壁面収納を一体で製作したものです。壁面収納内にはガスオーブン、冷蔵庫が組み込まれます。