これから家を建てたい方へ
17.役所検査
これは出来上がった建物が確認申請として提出されている図面と合致しているかの現地調査です。しかしここでは施工の善し悪しは一切問われません。役所にとってそんな事はどうでもいいのです。それよりか法律的に定められている箇所、例えば有効採光面積、隣地との距離、階段の幅等々といった数量的な点で特に申請段階でぎりぎり数値をクリアしている箇所を重点的に調べます。
そこで不良個所が出ると結構大事になりますが、役所によっては「その部分を直したら、写真を撮影して提出してください」となります。大概。それほど彼らにとってみて建物はどうでもいいのです。自分がしっかりと仕事をしているという書類(竣工検査に何時行った、何を指摘した、指摘した内容はちゃんと直ってる写真を受け取ってる)さえ整っていればそれでOKなのです。